■園の教育方針
本園は伝統を大切にしながら、幼児期の特性を踏まえ、よりよい教育環境を創造するように努めています。
「明るく、正しく、仲よく」を教育の指針とし、一人ひとりのお子さんを受け止め、自己発揮できるように努めてまいりたいと思います。
・クラスは決まっていますが、全員の職員が、全員のお子さん一人ひとりに心をくばり、保育にあたります。・園児一人ひとりがそれぞれの活動の場で、自分を発揮し、自身が持てるように援助いたします。
・遊びは、幼児の自発的な活動として、心身の調和のとれた発達の基礎を培う重要な学習です。友達と関わり遊ぶことの楽しさを知り、協力することの大切さを実感できるように保育を考えています。
・自分をとりまく自然環境に目を向け、季節のへんかと命の営みの不思議といのちの尊さを教えまいります。
■教育目標と学期目標
『仏の子であることを自覚する』『明るく、正しく、仲良く』
・一学期…のびのびと
月 | 目 標 |
4月 | [合唱聞法]…がっしょうもんぽう 入園・進級を喜び、集団生活の中の自分を自覚し、他人に対する思いやりを育てます。 ◎よろこんで通園できるようになる。 ◎園での基本的な生活d1f2f1d1f2f1習慣ができるようになる。 |
5月 | [自戒和合]…じかいわごう 集団生活には決まりがあり、それを守ることによって楽しい生活が始まることに気づかせます。 ◎戸外で友達と元気にあそぶ楽しさを知る。 ◎集団生活のきまりを知る。 ◎行事に参加して楽しさを知る。 |
6月 | [生命尊重]…せいめいそんちょう 自分の生命を大切にすることと同時に、生きものすべての生命を守るやさしさを育てます。 ◎身体を大切にする。 ◎自然の変化に興味をもつ ◎グループ意識を養う。 |
7月 | [布施奉仕]…ふせほうし 他人に親切にすることは、自分をも幸せにする。小さな心遣いが社会を明るくすることを知らせます。 ◎集団生活のきまりをたしかめ守ろうとする。 ◎園生活に自信を持って楽しく過ごす。 |
・二学期…『心ゆたかに』
月 | 目 標 |
8月 | [自利利他]…じりりた なんでも自分にできることはやってみよう。自分に与えられた仕事でなくても進んでしよう ◎夏の遊びを楽しむ。 ◎友達とのつながりを深める。 |
9月 | [報恩感謝]…ほうおんかんしゃ 自分ひとりではなにもできません。 社会や自然の恵みに助けられて生きているということに気づかせます。 ◎自立の態度を身につけ、集団行動のルールを守ることができる。 |
10月 | [同事協力]…どうじきょうりょく 皆で力を合わせれば、思いもかけない大きなことができるでしょう。 力を合わせる大切さ、喜びを知らせます。 ◎体育的なあそびを通して活動意欲を満足させる。 ◎協力することの楽しさを味わいながらグループ活動を活発にする。 |
11月 | [精進努力]…しょうじんどりょく 途中でくじけず、終わりまでねばりづよく努力することで、そして、やりとげた後の喜びは、自信を持たせます。 ◎秋の自然に親しみ、自然を活かし、豊かな表現活動をする。 ◎身近な社会に関心を持つ。 |
12月 | [忍辱持久]…にんにくじきゅう 仏様の教えを知り、それに向かって努力することは、毎日の生活を充実させます。 ◎成道会を祝いながら、素直で、がんばりのきく子供になる。 ◎寒さに伴う生活の変化に関心を持つ。 |
・三学期…『おちつき』
月 | 目 標 |
1月 | [和顔愛語]…わげんあいご つらい時、かなしい時、そんな時でも笑顔とやさしい言葉を忘れずがんばる心を育てます。 ◎冬の遊びを楽しむ。 ◎友達とのつながりを深め、考えたり工夫しながら最期まで協力して遊ぶ。 |
2月 | [禅定静寂]…ぜんじょうせいじゃく よく考えずに行動すると、失敗します。 よく考え、落ち着いた生活をすることの楽しさを知らせます。 ◎寒さに打ちかつ子供になる。 ◎自信をもって、いきいきと表現できる子供になる。 |
3月 | [知慧希望]…ちえきぼう 希望をもって正しい生活をすることは楽しいことです。 希望に向かって努力する喜びを知らせます。 ◎自主的な園生活をする。 ◎進級・進学への心構えと将来への希望を持つ。 |